おもいでになったとき

あわよくば《いい思い出だな》と、思い返す日がきますように!(願) 今の日々が思い出になったとき・・・。私はどんな人になっているのだろう?いろんな人達と語り合えると良いなっと、blogに初挑戦です。

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シリーズになってしまった。完結します。

園からのお便りは?
在園全家庭へ配布の【園だより】の臨時もののタイプだった。
この園のお便りは?
保育士が発行する物はたいてい手書きの柔らかい印象の物だったが?
↑知らない人はビックリするかもしれないが?なんと!親が発行するお便りもあるのだよ。ココでは!
今回は?たぶん文章が長すぎて紙面に収まりきらなかったのでしょう。ワープロ文字でB4版の裏表にビッシリ!だった。書いたのは?たぶん主任の保育士だった。
内容は?
連載してしまっているんだからお解かりと思うが?
『柊ちゃんについて』(実名入り)だった。

保護者の了承を得てこれを発行します。
柊ちゃんは療育機関に通っています。
専門機関同士の連携は、この地域ではまだまだ難しい事がたくさんあり、苦しんでしまった保護者やお子さんたちもいらっしゃいます。本当に申し訳ありません。
今後も家庭はもちろん療育先の専門家との連携を考えながら、園としてできるだけの事をしたいと考えています。
療育は定期的にありますが、担当の保育士が同行しています。
柊ちゃんが持つ『こだわり』には、いくつかの種類があり、良い物と悪い物があります。
悪い物は徹底して『する前に止める』『させない』を断行できるよう、職員全員で意思の統一をしました。
今後しばらくの間は、年中組を最優先に加配の職員を配置できるようにします。が、柊ちゃん個人に1人という形は取りません。全員で全員を保育して行く。これまでのスタイルでやっていきます。
保護者の皆さんの暖かいご理解とご協力をお願いします。
今後も大人全員で子ども全員を見守って行きたいと思います。


が、だいたいの概要だったと思う。(ちょっとはしょりすぎだが)
これ本物の文章は?先生たちの気持ちのこもった暖かいものだった。
現物が残っていれば・・・
そのまま掲載しても良いくらいだ。
と思うんだけど?残念ながら手元には残っていない。

私は『お便り発行』を待っていた気はさらさらなかったが・・・
先生たちがんばってくれたな~
と、思い感想を連絡帳に書いた。

園だよりありがとうございました。
今回はいつもの手書きではありませんでしたが、きっと文章が長すぎたのでしょう。
書いたのは主任先生でしょう?
いつものように、この園らしい暖かさがあったと思います。

お返事に
NANAさん。今回はとても助けてもらいました。
ありがとうございました。
空母も感謝していましたよ。

とあったので・・・
いいえ。こちらこそありがとうございました。
この園の『すべてお任せ』で保育しない姿勢が好きで入園してきたのです。
今回はずいぶんかきまわしてしまっていたのではないでしょうか?
もう親も幼児さんです。どんどん先輩集団に甘えられる環境は遠くなる事でしょう。
私の今後を考えても良い経験をさせていただいたと思います。
今後もよろしくお願いします。

と、返した。

数日後。
園内をうろついていると?
空くんの後ろから柊ちゃんが走ってきて・・・
近くにいた1歳児クラスの保育士がすぐに気が付き
1歳の赤ちゃんをさておいて
空くんを羽交い絞め?胸元に抱え
『柊ちゃん。空くんは押しても泣きません。』
と、やっていたのを見かけた。

空くんも落ち着いているようだ。
お母さんも我に返ったのではないだろうか?
空くん母には、1度
『NANAさん。ありがとう』
と、言われた事があったが?
泣きそうになってしまったので・・・
なんて返したか?覚えていない。

園内の親たちのざわつきはもうすっかり消えていた。
夏のキャンプでは?
柊ちゃんが変わるのが早かったね~。
と、少々の話題になっていた。
みんな気にしていたんだな。と思った。

その後この騒動の事など忘れ去られたか?のように・・・
親も子も恐ろしく忙しい
↑ココは通う保育園ではなく生活する保育園。
なんせ!年中無休ですから~
幼児さん生活が続き・・・

次の年の卒園式で見た
柊ちゃんとその仲間たち
が私は忘れられない。
このクラスは・・・
園児の成長披露や職員の出し物?送る歌の他に親子演奏がすごかったんだけど・・・?
なんか?チューバとか?フルートとか?いろいろ出てきていた。。。
でもそれよりも・・・
まさに晴れ姿の式よりも・・・
開式前の
記念写真撮影の様子が・・・
集合写真最前列の真ん中に柊ちゃんが座っていた。
写真屋さんが
ハイ!足閉じてー。
一番前の人男の子手はグー!
女の子お膝にねー!

柊ちゃんの周りの子が?気にかけて?
いるんだか?いないんだか?
自然だ。。。
ハイ!ココ見てねー!
口閉じてー!
あー。お姉ちゃん!
←柊ちゃん
足閉じて!
コウだよ!コウ!足!
足!

隣の子が・・・ちょっとがんばり始めたぞ?
両端の担任と、後ろの親や下の子集団が何気に気にかけている。。。

(しつこいな。いいやんか!もうそれで!充分かわいいゾ!)
ハイ!ココ見てねー!
あー。足閉じて!

真ん中が気になる全体。。。
足!コウ!
隣の子・・・
あの!もうそれで・・・。
主任保育士が出てきた。
とたんに後ろの全体の緊張が解ける。
ざわざわ・・・。
「これ!ちび。写真よ」
←抱っこの下の子
あー。先生お願いします。
はいはい。。。
柊ちゃんの足をそろえてやる。

その間、全体は解けっ放し。
ハイ!ココ見てねー!
アー。足!手も!

気になる全体・・・
主任登場
解ける全体・・・
ハイ!ココ見てねー!
アー!口!

気になる全体・・・
主任登場
解ける全体・・・
ハイ!ココ見てねー!
この繰り返しで・・・
しつこい写真屋は、満足の行く写真を撮ったようで?
撮影は終わった。

これが見ていてなんともはや・・・
これまでの彼らの暮らしぶりの再現のように見えた。
アー。来年は私たちが年長か・・・こんな素敵な先輩集団になれるのだろうか?
と・・・目頭が・・・
まだ式は始まってもいなかった。

式では柊ちゃんのお母さんが答辞を述べられた。
全員の思いの詰まった保育園を卒園するにあたって
代表して話をするというのは、とても力に余ることなので、
私事の話をさせていただきます。
ご存知の通り、うちの子には障害があります。
これに気付いてからというもの
親は何とか他の子に追いつこうとして
早期教育の習い事もたくさんさせましたし
知育玩具で埋め尽くすような事もしました。
でも、一番大切なものは別の物でした。
就学を迎えるにあたって、いろいろ選択肢を探しました。
けれど、どれも分けられる。という印象が残ります。
これまで暮らしてきたココでの生活は違いました。
一番大事なものがココにはありました。
あたりまえの生活です。
ココが特別ではない社会にいつの日かなって欲しいと願います。
どうかこれからこの園で生活する皆さんに
ココでのあたりまえの生活を
一番大切な物を
見失わないで守っていって欲しいと心から思っています。
お世話になりました。


私は号泣だった。

【余談】
柊ちゃん一家はその後遠方へ転居されてしまってね…。
しばらく会っていません。もともと頻繁に会う人ではなかった
(お迎えが重ならない)
朝の登園ではお父さんとお互いダッシュであっていたこともあるけど?
桜が預かってもらった時も?迎えに行くと?
父ちゃんが、寝ない二人の横で難しそうな本を読んでいた。(母留守)
のように…、協力体制が明らかにわが家と違う?
とても頭の良い、素敵なご夫婦でした。

空くんの話も少ししておこうかな?

空くんは、当初お母さんは『気が弱い』と気にかけている様子の子だった。
年子の出産と子育てに追われる毎日。
空くんはお母さんの思うようには成長過程を歩まなかったようだ。
下の海ちゃんはテキパキとなんでも覚えてゆく。
年子の海ちゃんの妊娠中からお母さんの思いのままに空くんとの時間を持ってやれない。自責の念が…空くんに対して不安感もプラスされて…
お母さんはクタクタ。
ご主人には
『なんで1日中家にいるのに家事がこんなにおろそかなんだ?』と、言われたそうで…。

入園当初お母さんはは、きっとボロボロだったんだと思う。いつもとても辛そうに見えた。
職員の話では空くんは本当に話もせず、笑わない子だったんだそうだ。
仕事に復帰して、園でいろんな親同士のつながりも持つようになって…。
今回のシリーズに登場する。

ぞう組さん時代には?
なんだか?芸術方面の才能でもあるの?
という彼の遊びの中から感性が光って見える事が時々あった。

男の子なので桜との絡みが多いわけでもなく
(本当はずいぶん助けられているはずだと思う。私の知らないところで)
親同士間でも、空くん一家は海ちゃんの方のクラスの集団に入って楽しんでいたようだったので…。さほど親密というほどの関係にはならなかった。保護者会で一緒だったことはある。(その時もずいぶん助けてもらったけど)

で、空くん自身は?
年中・年長の頃には、桜とはまた違った『芯のある優しさ』を持っている少年になっていた。子集団の中でムードメーカー?とはちょっと違うかもしれないけど?皆が困った時にいつも登場する人だったみたいだ。

お母さんもしばらくは?『言葉が遅い』とか?『ケンカできない』とか?いろいろ…。懇談ではいつも悩みを抱えているのではないかな?という節のある感じだったのが…
だんだん他の人がつらい時に周りが気付かないうちに和らげてあげていたような…。
(こうやって考えてみると?空くんとは親子だね
卒園する頃には、空くんのことを信頼している。素敵な親子になっていた。

ご主人も…。私にはいい感じに見えたけど?(人の者は良く見えるもんだしね)
夫婦の事はちょっと傍目にはわかんないからね~。
まあ普通奥さんなら誰でも抱える?『もう!うちのだんなは~…』と、いう話はあったよ。
(相手が私だしね~。
お母さんの話では?空くんは父似。父譲りが多いとか?
(このあたりも誰かさんに共通してるね…?)


卒園の時の謝恩会でお父さんが…
『入園当初は、空はいじめられるんじゃないか?と思って心配で…。海はいじめるんじゃないか?と思って心配で…。でもココへきてよかった。家庭としては海のおかげでもう1年残れます。』と、お母さんから何回も聴いた話をしていたのが印象的なご家庭だった。

もうすぐ海ちゃんも卒園なんだな~。と、思ってます。
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Comments

なかなか熱い保育園ですね

親も参加してつくりあげていく、とっても良い感じがします。

幼児期の自閉症は、とくに不安定で多動なケースも多く、何よりも当の親自身が混乱していると思う。不安と孤独と絶望の入り混じった中、自分を責めて、責めて、責めて、へこんでしまう。

自閉症ということを良く知らない周りも不安に思うのも、いたしかたないと思う。わが子が傷つけられたら?という不安をいだくと、いてもたってもいられなくなるのが親だから。

今回は、保育園の先生やNANAさんはじめとした、親御さんたちが上手くフォローして、何よりも子ども達自身ががんばったお陰でうまくいったんだと思う。

でも、場合によっては、自閉症児の側が一歩ひいて、ちょっと歩みをとめることも必要になってくると思う。

やっぱり、無理をさせるのは、とくに自閉症児にはよくないと思うから。一歩一歩、少しづつ前に進んでいければ良いんです

恐れ入ります

>なかなか熱い保育園ですね
>親も参加してつくりあげていく、とっても良い感じがします。
私たちの保育園をお褒めいただき光栄です。(一般にこの言葉が出るものなのか?良くわかりませんが…そこが自慢e-319)
>何よりも子ども達自身ががんばったお陰でうまくいったんだと思う。
子どもたちのとってはただのお友達でしたので…?がんばった意識があったか?どうか?よくわかりません。。。
桜はダラダラとおしゃべりを楽しむ。典型的?な女の子集団を好みましたので、自ら意識して彼女と関わろうとした様子はありませんでした。むしろ避けていたかもしれません。でも?
柊ちゃんが
『さくちゃんとお出かけするi-1と、職員の話では朝からルンルンと園バックを背負って楽しみにしてくれていた日は?
v-209今日柊ちゃんと帰るよ~
v-206うん。わかってるv-221
と、普段はズルズルと園に残ろうとするのに、さっさと片付けて帰り支度が素早かったですね。彼女宅に預けられる日も楽しんでいました。
大人たちは?
当時『障害』という言葉を子どもに説明できませんでした。きっとこれに挑戦した人は1人もいないでしょう。(親たちは『無理無理!自分だってわかってんのか?疑わしいってのに?子どもら勝手にやってくれ!』でした。すいません。)
対応としてあえて言うなら『柊ちゃんはできないからいい』ではなく『柊ちゃんはこうするとできるよ』の声賭けがあったと思います。でもこれは彼女の場面だけの物ではなく、どの子もみんな経験していた事でしたので、子どらは大人の声かけなしに勝手に考えて付き合っていたと思います。(で?芸術方向とはまた別に、こうした場面で空くんは感性が光る子でした。職員が何度助けられたか?わからないと言っていました。彼を見てると勉強になるとまで…。)
あの『こだわり』騒動以降、けして柊ちゃんが目立っていた事はないと思います。むしろ気にかかる子は?他に続出でした。親が常に多忙という環境下にある子どもたちですので…。とっかえひっかえです。
桜もずいぶん注目していただきました。。。我々にとって助け合いとは?そういうことでした。

あと、柊ちゃんの判定結果がどうであったか?は?不明です。誰も確かめようとはしませんでした。必要なかったので…。(職員は知っているかもしれませんが)
私は親御さんと付き合いがありましたので、心理状態がゆれている事には気付いていましたが…。特にこちらに発信してくださる節はありませんでしたので、ふれませんでした。夫婦関係が良好で頭が良い人達だという事は周知の事でしたし、いいかげんな事がいえなかったのです。でもその後、元気を取り戻された様子にも気付いていました。
先輩たちのクラス内では何かもっとあったかもしれませんが?聞き及んでおりません。

トラックバックありがとうございます。

はじめまして

aoisoraさんのところで、紹介されていて、遊びにこさせていただきました。

とてもすてきな、保育園だなぁとおもいながら読ませていただきました。
先生におまかせするのではなく、みんなで育てていこうという姿勢は、
あたりまえのことで・・・。

だからこそ柊ちゃんも、柊ちゃんのご両親も保育園に居づらくなるとか、
空くんのご両親が、感情的になって
しまうとか、
そういう結果にならなかったのだと、
思います。

私のむすこはダウン症です。
4月からは保育園です。

いろいろと心配はつきませんが、
この日記を読ませていただいて、
心があたたかくなりました。

やさしいひとは、周りにいてくれる。
そう思えました。

どうもありがとう。

はじめまして

ゆるたびさま
ダラダラとなが~い話を読んでくださったようで、恐縮です。
コメントうれしかったです。こちらこそ、ありがとうございます。


>とてもすてきな、保育園だなぁとおもいながら読ませていただきました。
ありがとうございます。本当に素敵なところなのは間違いないだろうと思います。太鼓判ですね(笑
ただこの話では、比較的きれいな面のほうが強調されていますが、良い事ばかりでもありませんでした。親も職員もいい大人なはずなのですが、子どもの魔力のようなものはスゴイですね。子どもを挟んでの付き合いの中では大人の理性などひとたまりもありません。大人同士の距離が近いだけにそこから発生する摩擦たるやすごいものがあったのではないか?と思います。それでも避けるわけには行かない環境と、何より生活全体を占める『忙しさ』にはずいぶんと助けられていた事でしょう。人間関係で気に病んでいる事をグズグズ言っている暇はない集団であった事は、救いだったかもしれませんね。
私はあの園で『焦らない・あきらめない』原則を学んだように思います。
乳幼児期は子どもの一生を左右するそうですが、誕生から就学前までのこの時期は、親にとっても自分の子育て感が創られて行く時期だったのかな?と、思っています。

ゆるたびさんも、これから保育園へ入園を控えてらっしゃるとの事。一朝一夕ではうまく行かないこともあるかもしれませんが『焦らず・あきらめず』お子さんと歩んでいけると良いですね。
ご入園おめでとうございます。

※ところで・・・。aoisoraさんをご紹介していただけませんでしょうか?私もぜひご挨拶に伺いたいです。

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NANA

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わが家は3人家族。
きっと一生溺愛し続ける娘は7才。小学1年生。
定年まであと10年をきった年代間ギャップの激しい夫。
異郷の地で友達が少ない私。昔からメカ音痴の上、はやり物に乗るのはきっと今回のこのblog挑戦が生まれてはじめてかも・・・?
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